2012年2月

安心できる場所は

 先日、「家で死ぬこと」というNHKの番組を紹介しましたが、今日、その番組を現実にしようとするご家族に出合いました。その方は100歳の女性、ご家族は60代後半の息子さんと娘さん、老健にいられたお母さまをご自宅に迎えるために介護タクシーを依頼されました。

 その100歳のお母さまは、ベッドから起き上がることができず、言葉はほとんど発せない状態、ストレッチャーでタクシーに乗車していただき、一路ご自宅へとむかいました。車中では、落ち着きなく不安そうで、息子さん、娘さんが「家に帰るんだよ」と一生懸命話しかけていました。

 車中、お母さまのご容体は詳しくお聞きできませんでしたが、あの番組と同じ、「認知もあるが、家に帰りたいという親の希望をかなえてやりたい、あと、それほど長くはない、それなら、自分もすでに仕事は退職し、介護に費やす時間は取れる。妹も近くに住んでいるので、協力してくれる。人生の最後を家で過ごさせてやりたい」と息子さんが話してくれました。

 20分ほどで、自宅へ到着。自宅に用意されていたベッドに移っていただいた時、100歳のお母様は何とも言えない、笑顔をみせてくれました。老健から、家のベッドに入るまで、ご家族が「家に帰るんだよ」「家に向かっているんだよ」と話しかけても理解できなかった方が、自宅のベッドに入ったとき、そこが自分のいるべき場所であることだけは解ったようでした。

 「認知症でも、家に帰って来たことはわかってくれたんだ」と息子さんが言っていました。

ご家族が一緒に過ごされる時間が少しでも長くあってほしい、介護に疲れず、みんなが笑って過ごしてもらいたい。切にそう思いながらそのお宅を後にしました。

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認知症フォーラム

今日は話題がたくさんです。今日の新聞の折り込み広告で、認知症フォーラムの開催のお知らせが入っていました。

福生市のお隣、羽村市の生涯学習センターゆとろぎという会場で

4月15日(日)14:00〜16:00の開催です。 

認知症講座.jpeg

まだ先のことですが、これは参加させてもらおうと思っています。

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家で死ぬということ

 今日は、NHKのテレビをずっと見てしまいました。夜なのにあさイチで漢方薬の話、そのあと、9時から10時15分まで土曜ドラマスペシャル「家で死ぬこと」という番組に見入ってしまいました。

 あらすじは、白川郷の合掌造りに1人で住む母親が末期がんになり、東京に住む娘が東京の病院に入院するよう勧めますが、母親は拒否します。夫と長男を説得に向かわせますが、夫は義母の人生を見聞きし、東京には連れて行かず、地元の老人ホームに入居させます。
 
 そこで以前から義母を診てくれていた女医に、「お義母さんはどこで死にたいのか希望をききましたか?」というような問いかけを受けます。悩みながら義母の部屋に行くと義母は着替えてベッドに正座していました。それを見て義母を家に帰し、看取ることを決心します。危篤になって娘である妻をよび、家族で義母を看取ります。
 
 簡単に説明するとこれだけになってしまいますが、いま、日本人の多くは病院で最期を迎えるのが当たり前になっています。でも、何かの資料を見た記憶では昭和50年代までは死亡するひとの大半は自宅で亡くなっていました。それがこの三十数年で変わってしまったのです。

 私が訪問介護の仕事をしていた時に、やはり、末期がんで自宅に暮らす方の支援をさせていただいたことが数件あります。ただし、このドラマのように最後の最後までご家族が自宅で看取ることはできず、重篤な状態になると病院に運ばれていきました。でも、その方たちは一様に「家が一番いい、ここで死ねたら本望」とおっしゃっていました。このドラマの義母も「みんなこの家で死んでいった。私も同じだ」と言っていました。

 医療が発達し、命をながらわせることが病院ではできるのでしょうが、生き方と同じように、人が望む死に方というのもあるのではないのかなと深く思います。先に紹介したように自宅で亡くなることが当たり前の時代があって、その時、人は、自分の家で生まれ、暮らし、死んでいく。それが人間の自然なことだったはずなのです。

 医療ほどではないと思いますが、介護の仕事も命や生きる、死ぬということを考えさせられることが多くあります。ドラマを見て、住みなれた自宅で家族に囲まれ、最後の時を迎えることは一つの幸せではないかと思わせられました。

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認知症に漢方薬その2

 昨日紹介した番組、見ました。用事があり、外出していたため、最初からは見れませんでしたが、8時ごろから見ることができました。

 この番組、漢方薬の特集番組で漢方のルーツや、製造法なども紹介していました。さて、注目の認知症と漢方薬なのですが、予告編でみた男性の例が最初に紹介され、攻撃性と拒否が問題になっていましたが、それらが消え、クリスマスのケーキをつくる手伝いをしたり、レクレーションを楽しむことができるようになっていました。

 ほかにもう一つ、女性の例を紹介していました。その女性はやはり認知症で、精神薬を服用しています。その副作用が強く、目がつりあがっていたり、手の震え、足踏みが止まらない、足首が内向きになってしまうなどに苦しんでいました。それが抑肝散を服用して1か月半で、それらの副作用が軽減し、表情が穏やかになり、笑顔が戻っていました。

 抑肝散が認知症などの周辺症状に効果があるのは、認知症患者が興奮状態になる時、脳内にグルタミン酸が増加するのだそうですが、抑肝散を服用するとその増加を抑えることができるのだそうです。

 もっともっと広くこの薬が広まり、認知症に苦しむ人たちが楽になってもらえればいいと切に願います。

 番組では広範囲に漢方薬の良い点を紹介していましたが、いまはKAMPOとよばれ、アメリカなどでも注目を浴びているということです。すごいですね。

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認知症に漢方薬

 今朝、NHK朝イチで認知症に漢方薬が有効という話題を取り上げていました。その番組の中で紹介されていた漢方薬は抑肝散(よくかんさん)というものです。この漢方薬のもともとの効能は神経症、不眠症、小児夜泣きなどです。

 認知症には中核症状といわれる知的機能の障害と周辺症状といわれるものがあります。

 記憶障害、実行機能障害(段取りができない)、失行(服が着られない、道具の使い方がわからなくなる)失語(物の名前がわからない)失認(物が何だかわからない)などが中核症状です。

 その中核症状が影響して、健忘(ひどい物忘れ)や意欲の減退、幻覚、妄想、不安・焦燥、暴力などの周辺症状が現れます。

 抑肝散はこの周辺症状を抑えるのに効果があることがわかってきたのだそうです。番組では昨年11月からこの抑肝散を服用し、攻撃的で、人との交流を拒否する傾向が強く、食事も拒否していた認知症患者の男性が症状が緩和し、表情さえ柔和になって穏やかに過ごせるようになった例を紹介していました。

 これは予告編で、特集番組を2月25日(土)夜7時30分から「夜でも朝イチ」総合テレビで放送するそうです。関心のある方必見です。

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圏央道高尾山インターが開通

 圏央道高尾山インターチェンジが平成24年3月25日(日)に開通するようです。関連ホームページはこちらhttp://www.ktr.mlit.go.jp/sobu/

 中央道と圏央道のジャンクションから高尾山をトンネルで抜け、高尾山インターで国道20号につながります。ここからさらに圏央道は神奈川県相模原市緑区に入り、相模川沿いを南下していきます。神奈川県側もかなり工事が進んでいると聞きます。あと一つ先の相模原市緑区内のインターが完成すると私のふるさとがとても近くなります。
 
 高尾山インターの開通でも20号沿い中央道相模湖インターまでの間へのアクセスが良くなると思います。埼玉方面から高尾山へのアクセスは抜群に良くなります。高尾山観光の人出がさらに期待できるでしょうね。

 圏央道は最終的に東名高速に接続されると聞きます。そうしたら埼玉や、西多摩方面からも東名高速がとても近くなるでしょうね。全線の開通が待たれます。

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春はもうすぐ

 いちごケアタクシーが加盟しているウイル介護タクシーグループで「お花見」のパンフレットを作りました。来月3月の終わりごろには東京で桜が咲き誇る時期になります。寒さも緩み、暖かになり「お出かけ」にはいい時期がやってきますね。

花見パンフ.jpg

 でも、お出かけはおっくうになってしまいがち、ちょっと「気張って」春を感じてみませんか、いちごケアタクシーがお手伝いさせていただきます。ご近所でお花見、してみませんか。

花見パンフ2.jpg

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惑星探査機はやぶさ、はやぶさ2のこと

 2年前に7年の歳月を経て地球に帰還し、いちやく有名になった惑星探査機はやぶさプロジェクト。

 その第二弾であるはやぶさ2のプロジェクトについて、おとなりの羽村市で、[プロジェクトマネージャに聞く「はやぶさ2のすべて」]と題した宇宙航空研究開発機構の吉川 真氏の講演を聴く機会がありました。

 この方ははやぶさプロジェクトのメンバーでもあり、生のはやぶさの苦労話なども合わせて聞くことができました。

はやぶさ.jpeg

 はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの岩石の粒子を分析することによって、太陽系初期の様子についていろいろなことがわかってきたのだそうです。

 はやぶさの詳しい内容はさておいても、宇宙の謎を解明しようとする純粋な心を持った人たちのあくなき挑戦がはやぶさを生み、世界で初めて、月以外の天体に着陸し地球に戻ってきた探査機となりました。また、おなじく月以外の天体から物質を持ち帰ったことも初めてのことです。ほかにもいくつかの世界初の快挙があります。

 そして、今度はやぶさ2を生み出そうとしています。はやぶさ2が目的地とする小惑星は1999 JU3という小惑星で、有機物や水を含んだ岩石が存在する可能性の高い小惑星です。もしその惑星の岩石を持ち帰るこのミッションが成功すれば、惑星や生命の起源の解明のカギが見つかるかもしれません。

 はやぶさ2の打ち上げ予定は2014年、地球に帰還する予定は6年後2020年なのだそうです。はやぶさもそうでしたが長い長い時間がかかる一大プロジェクトです。未知なるものへの探究心が今までにないものを生み出していきます。すごいことですね。

 私たち一般人にはかかわりないことと思うのは簡単ですが、私は、はやぶさプロジェクトから見習おうと思ったことがあります。

 「あきらめないこと」「追求する心」この2つです。「なぜだろう?」と生活のなかや、仕事の中で感じることがあると思います。それはその時そう思っても、少し時が過ぎると忘れてしまったりします。

 些細なことかもしれません。でも、その「なぜだろう?」の答えをさがす努力をしていきたい。簡単なことかもしれないし、難しいことかもしれない。

 でも、簡単に「いいや」とは思わず、あきらめずに追求していきたい。

 ささやかなことでもその答えが自分を成長させてくれると考えるようになりました。

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懐かしい時代

 映画ALWAYS三丁目の夕日64を見ました。東京タワーが象徴的な映画です。東京タワーは1958年に開業しています。私の生まれた年ということでとても親近感があります。

この映画の背景となった1964年は、「もはや戦後ではない」といわれ、東京オリンピック開催に向けて高度成長期の真っただ中で、日本が一番元気のよかった時だったのではないでしょうか。当時私は6歳、聖火ランナーに甲州街道で日の丸の小旗を振りました。また、町内の相模湖はカヌー競技の会場で、親に連れられて、わけもわからず観戦していた記憶があります。

 映画に出てくる景色、家具や電化製品、子供たちが遊んでいる遊び道具。すべて懐かしく思い出すことができるものです。

 また、その時代の葬儀、結婚式、出産の様子なども見せてくれています。いまとは違い、事あるごとに縁のある人々が集まり、みんなでことを成していたんだなと思います。いい時代だったのかもしれません。

 この時代には戻れないけれど、せめて、いまの時代にも「お互い様」という助け合いの気持ちだけは忘れないで、人にやさしい生き方をしたいと思いました。

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花粉症と高齢者

 春の訪れとともに、花粉症の方にはつらい季節になりますね。ふと、考えてみると仕事で接してきた高齢者の方で花粉症の方を見かけたことがないことに気づきました。少し調べてみました。

 東京都のある調査では、30〜44歳での花粉症の有病率が34.4%と最も高く、0〜14歳の子どもでは8.7%、60歳以上の高齢者では8.1%という結果が出ています。やはり高齢者には花粉症の方は少ないのです。とくに、花粉症が発病しやすい年代は20〜30代だそうです。

 外部から侵入してきた花粉という抗原(アレルゲン)に対して、人体はIgE抗体と呼ばれる抗体を作って反応します。IgE抗体は、原因となる花粉(アレルゲン)との接触を繰り返すうちに体内に蓄積されていきます。この蓄積が一定の水準に達すれば、症状がでる条件が整い、この状態で再び花粉に接触すると抗原(花粉)とIgE抗体が結びついて花粉症の症状が現れるということです。

高齢者の花粉症発病率が低いのは、現在の高齢者が若い時にあまり花粉を吸っていないためだと考えられているようです。

 日本で代表的なスギ花粉症の患者さんが増え始めたのは1950年代以降なのだそうです。おそらくそれ以前からの植林によって杉が急速に増え、その杉が花粉をつけるようになったのが1950年代なのではないでしょうか。

 1950年代以降では、今の若者達と同じように花粉を吸い込んでいるのでしょうが、年をとるとIgE抗体の産生量が減少してしまいますので、花粉症の症状が出るほどIgE抗体が増えなかった人が多いため、高齢者には花粉症が少ないのだということです。生活環境の変化が健康に影響しているのですね。

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