2011年10月

中距離移動

 今日は世田谷区内の病院から八王子市の病院へ車いすで転院の方の移動支援です。調布から八王子まで高速道路を利用させていただき、とてもスムーズに移動でき、無事時間内に到着。

 8月のお盆の最中、実車研修で、ストレッチャーの利用者さんを区内から八王子までお送りする先輩ドライバーの車に同乗したことを思い出しました。当時高速道路が大渋滞で一般道を利用しての移動でしたが、ルートを工夫すると混雑もそれほど影響なく、予定時間からそれほどの遅れもなく到着でき、ドライバーの裁量が問われることを思い知ったのです。

 今日は渋滞などの場合のルートも考えていましたが、八王子インターから国道16号もスムーズで何事もなく通過でき、幸運でした。

 途中、バックミラーで利用者さんの様子をうかがうと、居眠りをされていました。安心して乗車していただいていると思い、自己満足に浸らせていただきました。

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認知症高齢者の夜

 友人が勤務する介護施設で夜勤要員が足りなくなってしまい、応援をたのまれ行ってきました。。この介護施設は小規模デイサービスで定員10名で自費の泊りが可能という施設です。ほとんどの利用者さんが多かれ、少なかれ、認知症を患っています。

 夕方5時に勤務開始、フロアに集まっている利用者さんにご挨拶をさせてもらいました。すると、一人の女性利用者さんが握手を求めてきて、「私はね、マッサージが得意なの、あなたちょっとやって差し上げるわ」といって、初対面の利用者さんに、マッサージをしてもらいました。あとで、ほかのスタッフに「なかないこと、いきなり馴染んじゃったね」と冷やかされました。

 さて、6時に夕食の配膳を行います。日勤職員が夕食の支度をしてくれ、配膳までをしてあがります。そのあと2名の夜勤職員での体制になります。本日泊りの利用者さんは7名。

 食事の後、口腔ケア、ほとんどの利用者さんが義歯なので、洗面所で義歯ブラッシング、うがいをします。その後、着替えをするとすぐに皆さんベッドに入ってお休みになってしまいました。

 利用者さんがお休みになり、1時間もするとトイレに起きてくる方が出てきます。トイレの場所がわからなくなるのと、歩行に不安、失禁の可能性も高い方が多く、すべて、介助につきます。おひとり、起きだすと、もうおひとりが同時にトイレに起きだしてくることが多く、不思議です。

 認知症の高齢者にとって、夜はとても不安に駆られる時間になるようです。トイレに起きて、そのまま徘徊してしまう方がお二人いました。その表情は何かにおびえるような顔つきをされています。私たちがそばについて何が不安かはわかりませんが、「あなたは一人じゃないんです。そばに私たちスタッフがついています」ということをさりげなくわかってもらうよう努力します。しばらくそうしていると落ち着きを取り戻し、ベッドに戻ってくれて、意味がつながることがないのですが、お話をしていると、また眠ることができるようです

 9時〜翌2時くらいまでちょくちょくとトイレ介助がありました。2時過ぎ、おひとりの女性利用者さんが大きなバッグを持って、服に着替え、フロアに出てきました。

 「お世話になりました。これで帰ります。」と私たちにあいさつしてくれました。スタッフが「お帰りですね。ご利用ありがとうございました。でもまだ暗いので、昼間のほうがいいと思いますが」とお声をかけ、窓から外の様子を見てもらいました。ました。

 すると、「あらほんとね、真っ暗だわ。これじゃあちょっと帰るのは怖いわね、少し待ちましょう」と言って、お部屋に戻りました。
 
認知症の方によくある、典型的な行動です。このあとしばらくトイレが収まり、落ち着いた夜となりました。スタッフも気の休まる時間が持てました。

 4時30分ごろになると、先ほどの女性がまたバッグをもってきましたが同じ対応で戻ってくれました。

 それから5時頃から朝食準備、利用者さんの着替え、洗面の介助をし、7時に朝食を食べていただき、8時45分日勤者に申し送りをして、9時で終了しました。

 私たちは認知症を勉強してはいますが、認知症の方の夜の見守りは大変です。夜に活発に動き回る認知症患者は少なくありません。しかし、不幸にして認知症を患ってしまった方の行動の本当の意味、精神的なつらさ、苦しみは計り知れません。それを誠心誠意、理解しようとする心で対応させてもらいます。

 家庭でのご家族の不安、心理的負担は計り知れないものがあると思います。認知症の方は対応している人の心を確実に読み取ります。不安を抱いて対応すれば、認知症の方の不安を増大し、落ち着かせることは不可能になります。あくまで、平穏な心で相手をいたわる対応を心がければ落ち着きを取り戻してもらえます。

 訪問介護の経験上は、ご家庭でご家族がご本人のすべてを受け入れた上で、尊敬され、愛されている認知症の方はほとんどの場合、落ち着きがあり、安定している人が多いと見受けられました。

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ヘルプ業務

 介護タクシーは通常ドライバー1名だけで動いています。そうすると、ご自宅にお迎えに上がっても、タクシーまでのご利用者様の移動介助がドライバー1名では不可能な場合があります。

 たとえば、ベッドに寝たきりでご家族の手助けが不可能な場合や、エレベーターがない建物の2階以上の階からの移動介助等の時、1人での対応は危険を伴うことが多くなったり、物理的にも対応できないときがあります。そんな時に近隣のドライバーに手伝いを依頼します。それをヘルプ業務と言っています。
 
 今日は、そのヘルプ業務を先輩ドライバーから依頼され、1件させてもらいました。ご利用者様はマンションの1階がお住まいなのですが、足が伸びきったまま曲がらず、ベッドからリクライニング車いすへの移乗と、出口に3段の階段があり、一人での対応が難しいということでした。

 二人でご自宅に行くと、ご家族がいるのですが力仕事は無理ということで、先輩ドライバーとご利用者様の上半身、下半身を分担して支え、ベッドからリクライニング車いすへ移乗、続いて、出口の階段はリクライニング車いすの両サイドを二人で持ち上げてクリヤしました。

 今日のヘルプそれほどではなかったのですが、聞くところによると、2人対応でも大変な作業があるといっていました。
 それはやはりマンションの高層階にお住まいで、エレベーターはあるのですが、ストレッチャーが入らないため、階段を担架で下ろし、帰りも階段を担架で上げるという作業があったりするそうです。

 常々思っていることですが、歩くことに何も問題がないときには、気にもしない数段の階段も、足腰に支障が出ると、移動に対してとてつもない強力なバリヤーになってしまいます。まして車いすやストレッチャーは動きが全く取れなくなります。住まいや道路に階段や段差はないに越したことはないですね。

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男性のヘルパー有資格者が増えています。

 最近、ヘルパー2級養成講座の講師の勉強会に参加しました。そこで、最後に話題になったのが、同性としてはうれしい事なのですが、近年、男性受講者が増え、男女比がほぼ1対1になり、クラスによっては、身体介護の実技が完全に男女別になってしまうことが多くなってきたがこれでいいのかということです。

 高齢者の介護は完全な同性介護にはなっていませんので、介護者としては、要介護者が異性だろうと、同性だろうと対応はできなければならないと考えるからです。

 以前は圧倒的に女性の受講生が多く、男性は10人に1人か2人程度で、女性の中に交じらせてもらって、実技に参加させてもらうような感じでした。女性受講者も男性が交じっても勉強の場として良しとしてくれていたような感じでした。でもその中で異性の介護のポイントもつかめてきたのではないかと思います。私が養成講座を受けた3年前はまさにそのような状態でした。

 要介護高齢者の多くは女性であり、訪問介護で家庭にはいり、大多数を占める女性の介護を行えるのはやはり、女性といえるのかもしれません。

 その仕事の中で、少数派であった男性要介護者の介護もいままでは女性が行ってきています。男性の介護を女性が行うより、女性の介護を男性が行うことの問題になります。私の経験では、在宅では例外的な事例はありますが、基本は女性の介護は女性が行っています。

 私は訪問介護事業所に勤務し、経理事務をしながら、ホームヘルパーとしての仕事もしていました。しかし男性ヘルパーの仕事は限定的でした。主には男性の身体介護、入浴や、車いすへの移乗移動などをしていました。女性でもできないことはないのですが、女性から見たら男性の体格は大きく、重いのです。ですから、女性ヘルパーでは体力的にきつい介護を引き受けていました。

いま、男性の介護職も男性の要介護者も増えてきています。男性ヘルパーの活躍の場が広がり、社会的にも地位の確立ができてほしいと思います。

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400万本のコスモス

 下見と情報収集ということで、国営昭和記念公園に行ってきました。11月3日(木)まで、「コスモスまつり2011」というイベントが行われており、都内最大規模、400万本のコスモスが圧巻でした。

この丘はこもれびの丘と名付けられているところです。丘いちめんがコスモス!
砂川口から入ると一番近いですよ。
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どこみてもコスモスです。
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サンセットイエローという黄色のコスモス、これはみんなの原っぱ西立川口側です。
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 国営昭和記念公園は、体の不自由な方にも優しい設計がされていると思います。駐車場は福祉車両がゲートの一番近いところに駐車スペースが設定されており、そこからも階段を通ることなくゲートまでスムーズに入っていくことができます。車いすでは不向きなところが一部ありますが、ほとんどの場所がバリヤフリーです。トイレも多くあり、ほとんどがユニバーサルトイレを併設しており、安心できると思います。公園の中を走る列車のような乗り物、パークトレインは最後部に一名分ですが、車いす用のリフトを備えています。公園内が広大なのでこれを利用すると移動がかなり楽になるはずです。

今日も車いすで花見物をしている方たちをちらほらと見かけました。

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こだわり

 介護タクシーの仕事をするようになって、少し、気にかかることがあります。それは、移送、搬送という言葉。

 私の考えの中では、介護タクシーに限らず、福祉車両に乗ってもらい、利用者様がご希望の目的地までご案内するのは、利用者様の意志、希望に沿うための援助・支援であり、利用者様の行動のお手伝いです。これは移動支援または外出支援という解釈でいます。

 移動支援でも、移送・搬送でも、どちらも車に乗ってもらい、目的地に行くには変わりはありませんし、各ドライバーも細心の注意を払って、利用者様ができる限り振動や、ゆれを感じないような運転を当然心がけています。

 でも、私は、移送、搬送という表現は使いたくないと思います。

 私の名刺には「移動・外出支援 安心の介護タクシー」と印刷しています。

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リピート

15日に下見をした、周辺の道が狭く、車が入りずらい施設へのお帰りは、安全のために、ご利用者様に同意を得て、遠回りをさせていただきました。無理は禁物、安全、安心を最優先です。
 
 そのご利用者様に通院のご予約をいただきました。開業後初めての快挙です!

 そのご利用者様にはもう一つ、通院での外出でなく、公園などへでかけることができないかご相談をいただきました。

 来週、通院のお迎え時に見積もりをご提示させていただき、施設から車で30分ほどで行ける、秋の花を観賞できる公園をご提案しようと思っています。

 お連れできたら、その日がお天気に恵まれさえすれば、ご利用者様、ご家族様に喜んでもらえると確信しています。実現すればいいな〜、今から祈るような思いです。

 このご利用者様はコールセンターからの記念すべき初めての依頼の方。幸先が良いようです。

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気をつけよう狭い道

 今月になって、コールセンターから依頼が2件入りました。どちらも病院を退院し、施設へ入所するための移動です。開業して間もないということでか、どちらの利用者も車いすの方です。比較的安定している利用者さんの依頼を数こなして、運転になれていくようにという新人への気配りでしょうか。

 今日は、近所を通ったのでそのうちの施設の一つの周辺を下見してきました。

 駅に隣接し、駅から徒歩3分の好立地の施設です。が、すれ違いのできない道路を通らなければならないようで、車でのアプローチがとても厳しいかな?といえるところでした

 車がでかいだけに狭いところは避けたいのですが、依頼をこなしていると病院や施設周辺の道路は意外に狭いことが多いですね。駐車場もせまく、機転を利かせる必要があったりします。運転はより慎重かつスムーズにと心に言い聞かせています。

 地図とナビでもう一回下調べをしよう。

 前にも書きましたが、いまはまだ、依頼をいただくと、そのお迎え場所、お送り先を調べるのに時間をかけています。

 利用者さんには安心して乗車してもらい、自分も自信を持って、車を進められるようにするには今のところそれしかありませんね。

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ほのぼの

 とてもほのぼのとした利用者さんとご家族にお会いすることができました。

 病院から老健施設へ、ストレッチャーでの移動支援でのこと。

 利用者さんは80代後半くらいの女性、2か月ぶりに退院したとのこと。乗車してもらい、出発すると「なんだか空に昇っていくようだなー」とおっしゃいました。

 付き添いで乗車していたお嫁さんが「おばあちゃん、いやですよ。まだ登らないでくださいね」といって二人で笑っていました。

 運転士ながら、ストレッチャーは頭を進行方向に向けて乗車するので上に向かっていくように錯覚するのでは?と思いました。

 少しすると今度は、「空がきれいに見える。飛行機に乗っているのかな]とまた利用者さんが一言。お嫁さんが、「上向いて乗っているから、空が見えるのよ。乗っているのは車ですよ」と話されましたが。「いやこれは飛行機だ」と反論。お嫁さんが私のほうを見て笑っていました。

 老健施設に近づくと坂道を登り始め、周辺に樹木が多くなってきました。すると、「なんだ今度は山登りか、木が多いな」と話されます。

 すかさずお嫁さん「ええ、おばあちゃんの今度住むところは山の上、景色は最高ですよ」利用者さん「そうか、いいところだな」となごやかな会話。出発から15分くらいで、目的地の老健施設に到着しました。この施設は本当に山の中腹にありました。

 お部屋までストレッチャーでお連れし、スタッフにお手伝いいただきベッドに移っていただいたところで、「ご乗車ありがとうございました。車の乗りごごちはいかかでしたか?」とごあいさつさせていただきました。


すると「あんたが運転士か、上手にできたな」と一言。そばにいたご家族、スタッフの顔がほころびました。

「ありがとうございました。またのご乗車お待ちしています」と返答すると。

「うん、息子によく言っとくよ」またまた、笑い声が上がりました。

 この方はご家族に大事にされているのがよくわかります。いいなあこういう会話ができるのは。

 心に温かさをいただいて帰りました。

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行方不明?

 午前中、腰痛のため、ストレッチャーで受診の独居の利用者さんをアパートのご自宅へお迎え、ところが、声をかけても、ノックしても返答ありません。ドアはカギがかかっています。玄関先から電話をかけても呼び出し音が鳴るだけで応答してもらえせん。お留守・・・・?

 こういう場合は、嫌な考えをしてしまいます。

 嫌な考えとは、自宅内で動けないとか、返答できない状態に陥っているのではないか?と私たちは考えてしまいます。

 訪問介護でもよくありました。訪問介護の場合は、ヘルパーと決めておいた時間を忘れてしまい、お出かけしてしまうことが多かったですね。
 
 玄関が空いていたばあいだと、「こんにちは」と何度声をかけても返事がないため、事務所から一人が駆けつけ、二人で、事務所で駆けつけられない場合は、ご近所に協力を願って二人で(一人では入りません、万が一、自宅内で遺体を発見などという最悪の事態になったときに、お互いの行動を立証するため、ここは必ず、二人対応です)ご自宅を覗くと、利用者さんが倒れていた。ということも多くはありませんが、ありました。

 しかし、カギがしまっていたら、まず、利用者さんがどこにいるか所在の確認をします。お身内や、ケアマネジャーなどと連絡を取り合って、探します。

 たいていは、ご自宅に時間をおいて、何回か電話すると、利用者さんが電話に出てくれ、ヘルパーの来る時間を忘れて、買い物に行っていたとか、散歩していたとかで笑い話で済むのですが、どうしてもわからなくてどうしようと思っていたところへ、連絡があり、救急車で病院に行き、そのまま入院していた。などとということもありました。

 うーん今回はどうだろう。勇気を出して、お隣の住人に様子をうかがうと、夕べ深夜に近くに救急車が来ていたようだったとのこと、ご利用者さんかどうかはわからないというお話を聞くことができました。そこで、大家さんのところで確認すると、夕べ救急車で入院されたとのこと。

 所在の確認ができ良かったと思ったところへ、ご本人からも連絡が入りました。独居の方はこういう場合に連絡するのも大変です。病室から携帯電話をかけていいところか、公衆電話まで自力で行けないとできませんからね。

 万が一所在が分からなければ、警察の手をかりることになるのかもしれません。いままでそこまで所在が分からないケースはなかったので、手配は経験していませんが。これからも経験はしたくありませんね。

 今回はお大事にということで私はそのまま帰宅です。

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